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ハゲタカ DVD-BOX


もうすぐ劇場版が公開するということでドラマを1話から見てみました。
正確にはまだ途中なのですが・・・。

物語は1998年、NYで腕を買われた外資系ファンド、ホライズン・インベストメントワークス・ジャパンに所属する鷲津政彦が日本のマーケットを舞台に企業買収を始める。
鷲津(大森南朋)はハゲタカと罵られながらも「日本を買い占める。まだまだ甘ちゃんなこの国を。」と冷徹に日本の企業の買収を次々進めていく。



この物語のおもしろい点の一つが主人公が外資系に所属するところでしょう。
日本人からしてみればふつう外資に日本が侵食されていくような設定はあまり愉快ではないでしょう。
ですがこのドラマはある種の危機感は促されるものの不愉快な感じではありません。
「それはこのドラマの視点が鷲津に向いているからだよ。」とか
「主人公だからそういうものだろ。」と思う人もいるでしょう。

確かに主人公に鷲津を置いたことは大きいと思います。
しかし主人公といえども嫌悪を抱く作品はたくさんあると思います。
そのような嫌悪を鷲津に抱かないのは僕だけではないのではないかと思います。
その理由は全話を見ていない状態で断定するのは早すぎると思いますが今のところの見解としては
一つにこの男はある信念を持って日本を買い叩こうとしているようで、そのことが日本を再生させるきっかけになると固く信じている。そんな風に感じられます。

そして理由の二つ目としてはもちろんこの鷲津も汚い手を使って自らの目的へと進むのですがそれと同じかそれ以上の日本の企業の汚さ、醜さが作品の中で表現されているところにあります。
銀行が保有する見込みのない債権をまとめて売りつけるバルクセールだの事実の隠匿、もみ消しだの企業の上層部における企業資産の横領だの・・・etc
そんな企業ならばハゲタカの餌食になっても情けは掛けられないと少なからず考えてしまいます。
これから鷲津がどんな道を歩んでいくのか。
そして映画ではどんな展開が待ち受けているのか楽しみです。
ドラマを見終わったらまた感想・考察を書いてみたいと思います。

クロでした。





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FC2blog テーマ:ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

【2009/06/02 02:33】 | 未分類
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